top of page

みかん

栽培地品種

栽培地

 

平成25年産の収穫量は、農林水産省統計部の調べによるとトップは和歌山。次いで、愛媛、静岡と続きます。この3県は収穫量10万トン越えしています。

それからさらに、熊本、佐賀、長崎、広島でここまでが4万トン越え。8位以下はいずれも3万トンを下回っています。和歌山~広島までを「みかん神7(セブン)」とでも呼びたい…。

ここまででお気づきの方もいると思いますが、みかんの産地はいずれも西日本の温暖な気候の地に集中しています。一説には、みかんの北限は茨城といわれています。温暖化が進むと、このラインはどんどん北上していくかもしれませんね。

品種

 

温州みかんは、おおざっぱに「極早生」「早生」「普通」に分類され、極早生なら9~10月、早生は11月~12月、普通は12月以降に収穫されます。また、早生温州と普通温州の間に収穫される「中生」もあります。

ハウス栽培によって長い期間収穫ができるようにコントロールしている産地もあります。スーパーでみかんを見かけない日がないのは、このためもあります。

温州みかんのほかにも、夏ミカン・ポンカン・デコポン・はっさく(八朔)・ぶんたん(文旦)といった根強い人気を保つ種類もありますね。

 

収穫期のほか、枝を整えて剪定するだけでなく、春・夏・秋に肥料やり、摘蕾や摘花、おいしい果実を実らせるためのさらなる粗摘果…と、みかん生産者さんには休む間がありません。その熱意と技術には、頭が下がるばかりです。

bottom of page